パピーのしつけと環境馴致


キャノ 45日


近頃では「困る前に」しつけを考える方が大変増えてきました。
しかしながら大抵の方がしつけや訓練を考えるのは犬を迎え入れた後です。
やっと訓練士を見つけ来てもらう頃には早くても、
既に犬が来てから2週間〜1ヶ月以上経っている事が殆どです。

ところが、その頃には既にやや手遅れな事もあり、
逆にパピーのしつけはそれ程重要な事なのです。
その事を皆さんに知っていただきたく、このページを作りました。

犬・飼い主様の性格は様々です。
全ての犬に下記の方法が当てはまるわけではありませんし、
下記文章だけでは上手くいかない場合も、多々あることと思います。
結局はケースバイケースなのです。

下記を参考に、出来ればパピー相談(しつけ相談)
パピートレーニングを受けて欲しいな・・・・などと



1  初めは必ずハウスに入れる(即日〜)

これは絶対に重要です。
特に留守中のトイレの失敗・いたずらなどの問題行動が見られる犬には、ハウスの存在が不可欠です。はじめにハウス中心で生活させ、自分が安心して休める場所であると認識させてしまえば、あらゆるその後のしつけが大変しやすくなります。
迎え入れてはじめの1週間ほどは啼くかも知れませんが、ここで心を鬼にして無視して下さい。要求吠えをしにくい子に育ちます。


 

2  トイレのしつけ(即日〜)

コマンドトレーニングを行う→
トイレのタイミングのコントロールが出来るようになる。
(コマンドトレーニングを早く成功させるためのポイントは、ハウスの中にトイレを入れない事です。日中だけでも狭めのハウスに入れ、はじめはマメにトイレに連れ出します。
その都度コマンドを言っていれば、すぐに覚えます。ただし、覚えてからもしばらくは、コマンドでの誘導を続けて下さい。排泄のコントロールが可能になり、お出かけの際とても便利です。)

・トイレの回数、時間(タイミング)のパターンをつかむ
チェックしたタイミングで、失敗する前にトイレへ誘導しましょう。

・失敗しても絶対に叱らない!(プレッシャーをかけない)→
目の前でする事を嫌うようになり、トイレへ誘導しても見ている間はしないため、ますます教えることが困難になる。
叱っていなくても、「あー!」などと大声で騒いだり、している最中に慌てて抱き上げトイレに連れて行くことも、犬にとっては大きなプレしゃーになるため、叱っているのと同じ事です。
見ていても安心して目の前でしてくれることが、トイレを教える近道です。

行動範囲を制限する→
広い場所では、トイレが遠い・死角(隠れ場所)が増えるなどの理由から、失敗が増えます。
広すぎる部屋は、家具やフェンスで仕切り、行動範囲を狭めましょう。

・トイレシートを噛む、引っ掻く犬→
シートの上にを乗せ、一緒にトレーに挟み込みましょう。

 

3  ワクチン終了前の散歩(即日〜ワクチン終了時)

獣医さんやブリーダーさんは、「ワクチン前は絶対に外に出すな!」と言います。これは間違いではありません。ワクチン終了前に外に出せば、1回接種していてもそれら病気にかかる可能性はあります。
しかしそれら怖い伝染病の殆どは接触によるものが多く、空気感染によるものはごくわずかです。すなわち、直接他犬に触る・地面を歩く・人が他犬を触った手で触る、などの行為を避けだっこで外に連れ出す事は、それほど危険なことではないのです。

上記わずかな病気にかかる可能性を避け、殆ど室内だけで育てた犬がワクチンを終了し、お散歩解禁となりました。
ところが、憶病な犬は外で歩けず、犬を見ると逃げたり吠えたり、バイクやトラックの音を聞いては後込みや吠えつき・・・・
とても楽しい散歩には見えません。

私は、上記のわずかなリスクを負ってでも、早いうちから外の環境に慣らすべきであると考えています。
だっこでお散歩し、音・物に会う機会を沢山作ってあげましょう。
(だっこした高い位置だけでなく、実際の犬の目線の高さでも経験させてあげたいものです)
清潔な環境で飼われている室内飼いの性格の優しい犬であれば、私は接触させても構わないと思っています。お友達に犬を飼っている方がいたら、遊びに行く、または来てもらいましょう。(我が家のキャノは生後45日頃から、10ヶ月年上の♀ラブ「ノアちゃん」宅に遊びに行っていましたよ!)


4  車酔いのトレーニング(生後30日前後〜2ヶ月)

ワクチンが終わりいよいよお出かけ!
ところが車に乗せたら酔ってしまって・・・・

生後2ヶ月頃までの子犬は、殆ど車酔いをしません。
月齢が上がると、その可能性は高くなります。
車酔いしない犬に育てたいなら、幼い頃から少しずつドライブに連れて行き、慣らしてあげましょう。
(ただし、生後2〜3ヶ月で迎える場合、既に酔うようになっている子もいます)


5  室内での呼び戻し・くわえた物の「出せ」(即日〜)

迎えて間もない子犬は、殆どの子が楽しげに呼べば走って来ます。
自分で楽しいことを見つけたり、叱られる経験をすると、徐々にその確実性が下がってきます。

・来たら(出したら)必ず良く褒める

・おやつを使う(手に持って教えるのはお勧めできません→殆どの方が、手に持ったときしか来て(出して)くれない、となってしまいます→ポケットなどに隠し持ち、来て(出して)からゆっくりと取り出しあげて下さい)

・呼んだら(出したら)絶対に叱らない

・絶対に追いかけない→基本的にはどんな状況でも、追いかけるのはタブーです。
逃げることが上手になるだけで、良いことは何もありません。
たとえ物をくわえて逃げてしまっても、呼び戻しを確実にしておけば、追いかけずに済みます。笑顔で呼び戻し、来たらまず褒める。そして優しく口から出させ、出したら褒める・おやつをあげるなどしたいものです。


6  飛びつき・甘噛み(即日〜)

人に手を掛ける・歯を当てる、物に手を掛けるなどの行為は、一切させないようにしましょう。
幼い子犬のうちに教えれば、容易に早く教えることが出来ます。

飛びつき→方法はいろいろあります
「座れ」を命じ、冷静に上手に出来てから褒めてあげて下さい。

甘噛み→噛みやすい・興奮しやすい子は、顔をなで回さない。
しつこい時は、「ビターアップル(苦いスプレー)」


7  手入れの行為は幼いうちから(即日〜)

爪切り・耳掃除・ブラッシング・歯磨き・手足を拭くなどの行為を嫌がる子は多いです。
まだ必要のない幼いうちに、短い時間からまねごとをし、慣らしてあげましょう。
(ただし、はじめからひどく抵抗する犬は、初めに服従姿勢を確実に出来るようにすることが必要です)

下記全てにおいて言える事は、はじめは「まねごと」程度であると言う事

・爪切り→はじめは先のみ、2〜3本づつから

・耳掃除→はじめは耳穴の手前だけを触る程度から

・ブラッシング→幼い子犬は毛が薄いので、ブラシの種類を考える
(痛そうな形状の物は避ける→ラバーブラシ(ケッシー製)がお勧め!)

・歯磨き→乳歯の頃から行為に慣らす(はじめは前歯を布で触る程度から)

・手足を拭く→布をくわえさせない(はじめは小さい布で)
       拭くときの姿勢を考える
       はじめはごしごし擦らない



パピー相談

上記トレーニングの詳しい解説、パピー・成犬共通のしつけのポイント、および疑問質問に対するお答えなどを中心に、お話しさせていただきます。


パピーレッスン

上記トレーニングや「リーダーになるために」の13項目などを中心に、具体的にご指導いたします。
(必要・ご希望に応じて、それ以外でも)

・ハウストレーニング→自らハウスに入る犬にする
・呼び戻し・「座れ」「伏せ」「出せ」などの基本姿勢・行動の教え方
・服従姿勢および体を触ることに慣れさせる
・お手入れの方法(「まねごと」から実践へ)
・飛びつきの抑制
・理想的な遊び方
・お散歩前の準備(首輪・リードに慣らす)から、はじめてのお散歩へ
・「リーダーになるために」の13項目の指導方法・・・・などなど



















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