飼い主がリーダーになるために
バディ
飼い主様個人でこれらの方法をおこなう場合には、いずれの方法も、犬がひどく嫌がったり抵抗するようなそぶりが見られたときには無理には行わず、別のトレーニングで従うようになってから再度行うようにして下さい。
1 1日数回アイコンタクトをとる
犬の名前を呼び、犬があなたを見るようにします。
犬とあなたの間の目のラインに手を置き、注目するようにし向けます。
名前を呼んでもすぐにこちらを見ないようなら、
ごくはじめは、手におもちゃや餌などを持って行うと上手くいくでしょう。
はじめから、長時間させようとしてはいけません。
2 服従姿勢(仰向けの姿勢)とマズルコントロールを行う脚を伸ばして、その間で仰向けの姿勢をとらせます。
落ち着いてきたら、犬のマズル(口吻)に手を置き、そのまま数秒間軽く押さえます。
さらに慣れてきたら、そのままマズルを上下左右に軽く動かしてみましょう。
決してぐいぐい力ずくでやってはいけません。
犬をそっと撫でながら自然に手を持っていくようにし、興奮させないようにしましょう。
3 伏せの姿勢をとらせる
特に生後3ヶ月程度以内の子犬に教える場合には、無理に行わず、褒めたり励ましながら、少しずつ体制を低くさせるようにし、怖がらせないようにして下さい。また、伏せが命令で出来るようになったら、しばらくそのままの姿勢でいられるよう、伏せで待たせる練習もして下さい。「よしよし!」と大げさに褒めると、うれしくて立ち上がってしまいますから、静かにそっと撫でながら、同時に「待て」の命令もかけてあげましょう。待てるようになってきたら、徐々に犬から離れるようにし、少し離れた位置でも、しばらく待たせるようにしましょう。
4 リーダーのすることに慣れさせる(タッチング&お手入れ行為)体中を触ったり、ブラッシング・爪切り・耳掃除・歯磨きなど、飼い主のすることに慣れさせるようにします。コツはとにかく怖がらせないこと。耳掃除や爪切りなどは、はじめは掃除する(短く切る)事を目的とするのではなく、その動作に慣れさせることを目的とし、まねごと程度に軽くしかも短時間だけで、毎日行うようにします。(耳掃除なら、片方ずつ入り口付近から徐々に中へ。爪切りなら、はじめは2〜3本ずつ先を落とす程度の長さで。)嫌がらずになれてきたら、少しずつ時間を延ばしていくようにします。
5 遊びはリーダーのペースでおこなう犬と遊びを始める時や終わる時は、リーダーが決めて下さい。
犬がおもちゃを持ってきたからはじめ、犬が飽きたから終わるということではいけません。
犬と引っ張りっこなどの遊びをする場合は、互角の力で引っ張り、ぎりぎりのところで負けてあげます。そして、おもちゃを持って喜んでいるのを褒めながら呼び、来たら十分に褒めた後(*1)、「出せ」などの言葉で軽く口を開けておもちゃを出させて下さい。この時、絶対におもちゃを引っ張らないこと。犬が引っ張ろうとするなら、座らせて落ち着かせた後、もう一度行って下さい。出したらすぐにまた、遊んであげましょう。終わるときは、腹八分目くらいで(飽きる前に)、「出せ」で止めるようにします。(*1):この時もし呼んでも来なかったら、少し長めの紐を付け、優しく呼びながら軽くこちらに紐を引き寄せて、来たら十分に褒めましょう。持ってくればまた遊んでくれる事が理解できれば、自分から持ってくるようになります。ボール投げなどでも同様にやります。
6 テリトリーへの出入りはリーダーが先玄関などの出入りをするとき、犬を座らせるなどして一度待たせ、命令で出入りさせるようにしましょう。
子犬のうちから、ケージから出す時に、必ず「待て」「来い」の命令で行うようにしていると、割と簡単に覚えます。
7 リーダーがテリトリーを支配する例えば犬がソファに横たわっていて、自分がそこに座ろうとした場合には、犬をどかすようにしましょう。
やさしく命令し、動かすようにします。
また、きちんとした上下関係が出来上がるまでは、ソファやベッドなど、居心地の良い場所には犬を上げないようにしておいた方が、無難です。上下関係が出来た上で、飼い主が呼び、そこに上げることは構いません。
8 リーダーが先に食べる![]()
犬社会では、リーダーが先に食べるのが自然です。食事の場所・時間が重なる場合には、先に餌を用意しておき、自分が先に食べはじめ数分経ってから与えるようにしましょう。
ただし、動作がパターン化すると吠えるようになる場合があります。この場合には、次の動きを読まれないよう、一定の行動をとらないようにした方が無難です。
9 リーダーは先生犬は教えられるままに物事を理解しますから、常に教える(先生の)立場にある事を忘れないで下さい。出来ないからと言って、叱ることはありません。きちんと理解するまで教える(やらせる)ことが大切です。
11 リーダーは頼りになる
餌は常に置きっぱなしにせず、リーダーがいなければ食事にありつけないのだと言うことを、認識させるようにします。
14 命令は何度も言わない(多くても3回以内)
何度も命令したり、お願い口調にならないで下さい。堂々と威張った(リーダーシップのとれた)口調で、基本的には1回でやらせるようにします。
出来ない場合には動作をさせながら命令を言い、それ以上言う必要がないようにしましょう。
12 ただで可愛がらない
褒めたり褒美をあげる(すなわち犬を可愛がる)場合、ただで可愛がらないで下さい。必ず何か1つ命令し、それに従ったら(あるいは従わせて)から、可愛がるようにしましょう。言うことをきけばいいことがある(ルールを守らなければ可愛がってもらえない)と思うように、し向けましょう。
15 常に楽しく公平で、一貫した態度をとるように心がけるルールは常に一定にし、気分によって変わることのない様にして下さい。疲れているときや、いらいらしているときには、訓練はやらない方がいいでしょう。犬に頼られるリーダーになれるよう心がけて下さい。